資産運用

2023年株式相場振り返りと2024年やること

こんにちは、たぱこです(^^♪

2023年、あっという間に終わってしまいました。

年末に間に合わず、お正月にまとめを書くハメになりました💦

2023年の株式相場の振り返りと2024年にやることをまとめてみました。

今年の投資戦略の参考に是非、覗いてみてください。

2023年全世界株式振り返り

eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー) SBI証券画面より

全世界株式(オルカン)の2023年1年間の値動きです。

2023年は年初の経済評論家の予想を外してよく上がった株式相場となりました。

2023年は世界中のインフレを抑えるため、米国を始めとする世界の中央銀行が金利を上げた年でした。

債券の金利が上がると「値動きの大きい株式よりも、運用するなら債券でいいんじゃない?」ということになるから、今年は株式は上がらない、との予測でした。

ところが予測に反してAIのチャットGPTブーム。

一部のハイテクの株式が思いがけず高騰し、結果、1年を通して株式は上昇し続けることになりました。

あと「円安」の影響もありましたね。

投資信託の基準価額は円で表示されるので、ドル建ての株価が上がらなくても円安が進めば値段は上がるからです。

投資って、こんなに儲かるなんて!もっと金額を増やさないと!銀行に置いておいたらもったいないですね

2023年から投資を始めた方のこんな声が聞こえてきそうです・・・。いや、これはたまたまです。たった1年の良い相場だけを見て自分のリスク許容度を変えてはいけません。

過去5年の全世界株式の動きは?

過去5年と時期を広げるとまた違った景色が見えてきます。

2021年もコロナ明けで株価が上昇し続けた年でした。

逆に2022年は一定のレンジ内に収まり、まったく上がりませんでしたね。株式も債券も両方下がる稀有な年でした。

そして2020年のコロナショックでの大暴落

上がる年、上がらない年、暴落する年、いろいろあるし、予測がつかないのが株式相場です

2024年からのNISA制度

金融庁2024年からのNISA制度

2024年からNISAの非課税額が大きく広がりました。

つみたて投資枠だけでも月3.3万円→10万円、成長投資枠も使えば月30万円も非課税で投資できます。

今まで月3万円以上投資していた方は非課税で投資できる枠が増えたので朗報です。

ですが

NISAで投資できる金額が増えたから増額しないと損!

という考えで増額されるのはお勧めしません。

NISAの制度は投資をするなら使った方がいい制度だけど、NISAがお金を増やしてくれるわけではありません。非課税の金額にひっぱられず、ご自身の適正額で投資してください

どうする?2024年まとめ

では、2024年はどんな年になるのでしょうか?

わかりませんっ!

だいたい年初に経済評論家が予測をしますけど、まったく当たりません。

だから今年の予想をして投資をすることはギャンブルになります。

だけど、わかっていることがあります。

それは資本主義社会は長期では成長していく、ということ。

三井住友信託銀行マネープランより引用

💡世界株式は長期では上がる可能性が高い

💡ただ、短期では上下がある

💡自分のリスク許容度に合わせて淡々と積み立て投資。そして使う時までホールド。売らない。

💡「長期・積立・分散」の原則を守る

大切なのは「現金と投資」の割合だと考えます。

  • 投資が4,5年マイナスが続いても変わらず続けられる金額
  • そのマイナスの期間も投資を売却せずに乗り切れる現金

このあたり、是非年初に立ち止まって考えてみてくださいね。投資は増やすことが目的ですがその前に生き残ることが最優先です。

世界株式がなぜ長期で上がると考えられているのかはこちらから↓

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