資産運用

娘と「年金・投資」の話をしました ~投資編~

たぱこ

こんにちは、たぱこです(^^♪

娘に年金の白熱講義をしたあとの続き、投資編です。

年金だけで老後資金足りない?じゃあどうする?

将来もらえる年金だけでは生活していけません。

それを補完するために今できること。

それが「つみたて投資」

娘には

たぱこ

四の五の言わずにとりあえず積立投資を始めなさい!

となんの説明もせず、2021年6月から楽天証券で積み立てを始めさせました(笑)

その説明をこんなに早くする機会がくるなんて!

つみたて投資を始めよう!

1.まずは投資の意味。

投資とは「自己資金を投じて資産を増やすこと。だからお金が増えそうな場所にお金を投じないといけない。」

2.お金の増えそうな場所ってどこ?

お金の増えそうな場所ってどこ?そんなのどうやって探すの?

たぱこ母

簡単よ、世界丸ごとに投資すればいいの

そう、世界経済全体です。

個別の企業分析して投資先を一生懸命探したり、デイトレーダーのように画面に張り付いたりする必要はないんです!

最も成長する可能性の高い場所、それが世界経済全体なのです。

例えば代表的な指数の1つに「全世界株式に連動している指数」=MSCIオールカントリーワールドインデックがあります。

(下記赤いグラフの線↓)

三井住友信託銀行マネープランより引用

こちらは世界経済のGDPと世界株式・債券の収益率の関係を表した資料です。

世界経済は過去約40年間、上下はあるものの全体的に右肩上がりに成長し、それと同じように世界株式のグラフも右肩に上がっていることがわかります。

株式・長期国債・金・米ドルの200年の価値の変化グラフ

『株式投資第4版』(ジェレミー・シーゲル/日経BP出版)

トウシル 2022.12.5 

3.この先も世界経済は成長し続けるの?

過去はわかったけれど、では、この先はどうなるのでしょうか?

世界経済が成長し続ける要因
  • これからまだ人口が増える人口ボーナス地域がある。現在の世界人口は80億人。2050年には確実に100億人になる!(人が増えるとそれだけで物が製造、消費され経済規模が大きくなる)
  • インフレ(一度上がった物価、賃金水準はなかなか下がらない、企業は物やサービスに物価上昇しても価格を転嫁できる。だから株価はインフレに強い資産と呼ばれる)
  • 「株価は利益の影」株式会社は利益を出すために活動している。利益を出し続ける会社の株価はいずれ反映されて上がる。資本主義経済はそのようにして成長するから。

こういった要因が続けばこの先も上がると考えられています。

この3つの要因が反映されるのがGDPであり企業の株価、というわけ。

ここに自身の納得感があれば、世界経済に投資する価値があります。

納得感が得られなければ、投資などせずに、お金は銀行に置いておいた方がいいですね。

投資は誰かに言われてやるものではありませんし、銀行においておけば目減りすることもありません。

世界経済は成長するということを信じられる心がないと、暴落を乗り越えていけないのです。

世界のGDPが上がり続けることは100%確実ではないけれど、おおむね、そうだろうと国や経済学者は考えています。

ですから将来の年金資金を捻出するために、国も年金の一部を運用に振り分けています。

現在は日本国債だけの運用から世界株式を入れた運用に切り替えられています。

たぱこ母

国の年金運用期間(GPIF)も株式の力を利用して運用してるんだよ

へー、そうしたら投資、やった方がいいね!

4. 投資を始める時に使った方がいい非課税制度 NISA

投資信託を積立購入して、将来、売却して利益がでた場合、利益に対して約20%の税金がかかります。

投資って利益を全部自分がもらえないんです。

通常はそうなんですが、NISAは将来の資産形成を応援する国の制度。

「NISA」の非課税口座で得られた利益や配当は課税しないから全部受け取っていいですよーというわけです。

そうしたら、使った方が得ですよね(^_-)-☆

NISA(つみたて投資枠)で購入できる投資信託は、金融庁が長期資産形成に適した手数料の低い投資信託を選んでくれているので初心者向けです!

話の流れとしては、「NISAがいいらしい」から投資を始めるのではなく、「世界経済の成長を信じるから投資を始める」というのが正解です。

NISAが定期預金のようにお金を増やしてくれるわけではありません。

非課税はあくまで「おまけ」です。

お金を増やしてくれるのは利益を求めて活動している企業たちなんですね。

なるほど!なんかわかった気がする!

たぱこ

じゃあ、できるようになったらもっと金額増やせるといいね

そう、だけど自分の資産の中で減らしてはいけない部分と、投資できる部分のリスクの取り方のバランスが大切。

株式市場が暴落して一時的に価値が半分になることもあるから、もしもの時に必要なお金は投資せず、元本保証の銀行に預けておきましょう

と、こんな感じでつみたてNISAの説明をすることができました。

娘は友達に「つみたてNISAやってる人いる?」とインスタで上げたそうです。

結果1人だけいた、とのこと。

やっぱりそんな感じなんですねー。

もっともっとこの話をたくさんの人に伝えていかなくては。

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