資産運用

退職金の運用 気を付けること4つ

たぱこ

こんにちは、たぱこです(^^♪

退職金の運用についてです。

退職が近い方は「退職金、もらったらどうしよう?」と考えてませんか?

まとまった金額を受け取れるめったにない機会です。夢が広がりますよね!

大事な退職金を計画的に老後に生かすためにも是非こちらの記事をお読みください。

退職金で運用始めますか?

今すぐ使うお金ではないから「退職金の一部は運用してみようかな」という人がたくさんいるようです。

老後資金の心配から「運用をした方がいいのでは」という漠然とした焦りや不安があるからでしょうか。

そして今まで投資商品を買ったこともない方が、金融機関に勧められるままに運用を始めた結果、予期せぬ値動きに翻弄されます。

こんなはずじゃなかった!!

と慌ててご相談に来られる、ということも少なくありません。

退職金で運用を勧める、たぱこの銀行経験談

退職金プランとは?

実際に、たぱこが銀行で行っていた退職金誘致活動についてお話します。

金融機関は銀行口座の動きを見ることができるので、退職金が口座に入ったことをちゃんと察知しています。

「退職金プラン」を携えて、準備万端です(笑)

退職金プランの例です↓

みずほ銀行マネープランセット「退職金で運用プラン」より引用 2023.4

投信購入額が300万円以上だと、定期預金も同額の300万円が年率6.0%で作成できる!

今の定期預金の金利が0.002%(2023.4現在)ですからお客様は目を奪われます。

ですが、この金利は3か月の短期間であり実質金利はこの1/4です。

例えば1,000万円の定期預金を作成したとすると

1,000万円×4.781%(税引き後の利率)÷4=119,525円

3か月で約12万円も利息がつく!?めちゃくちゃお得じゃないですか?

得られる利息は3か月で税引き後119,525円になります。

通常の0.002%だと3か月で得られる利息は40円。

この差額はどこから捻出されるのでしょう?

高金利な定期預金のからくり

高金利な定期預金を作成するには投資信託の同時購入が条件となっています。

しかも定期預金と同額!!

投資信託を購入すると、販売手数料がかかります。

今は販売手数料がゼロの投資信託もたくさんありますが、それはこのプランの対象外なのです。

この高金利定期を利用するためには、販売手数料のある投資信託を購入しなくてはなりません。

高いもので購入額の3.3%(税込み)

1,000万円投資信託を購入すると、33万円かかります。

あれ?もらえる利息以上に手数料払ってますね?

たぱこ

同時に投資信託を販売することで、銀行は利息の金利以上の利益を得ることができます。

だから高金利の利息12万円のプレゼントをできるんです。

なるほどー!確かにそんなにうまい話はないわよね

大きな金額の退職金を受け取ると、そのうち半分くらいは投資をしてもいいかな、と思われるようです。

例えば2000万円の退職金なら1000万円を退職金特別プラン定期預金。

そして半分の1000万円で投資信託の運用を開始。

そんな方がたくさんいらっしゃいます。

初めての運用、そして予想外の動きに狼狽・・・

私はこの定期預金と投資信託をセットで販売する方法にものすごく違和感がありました。

投資はやり方さえ間違わなければお金を増やせる素晴らしいツール。

けれど定期預金の高い金利を餌に投資信託の購入を勧めるという行為は「投資信託は悪いものだから、いいものとセットでなければ売れない」と言っているようなものではないでしょうか?

そして今まで運用をやったこともない方が1000万円もの投資を簡単に決めてしまいます。

大金を手にすると、金銭感覚が麻痺してしまうものなのですね。

ですが、初めて投資を開始された方はその値動きに翻弄されます。

経済状況がよく、運用がうまくいっている時はいいんです。

ですがこんな事例がありました。

  • 購入した投資信託が5年以上持っているのに元の価格に戻らず我慢できずに売却した
  • コロナショックで資産が3/4になってしまい、怖くなって売却した

もう、これ以上下がるの我慢できないです。今やめれば、これ以上さがることないですよね?

5年も経つのにまったく増えないってどういうこと?

これは

  • 購入した時期が悪かった
  • 自信のリスク許容度がわかっていなかった
  • 購入した投資信託がポンコツだった

等が原因です。

中でも購入した投資信託がポンコツだったのは本当にひどい。

手数料が高くて、運用成績が悪い、けれど会社が押しているから売らなくてはいけない・・・あるんです、そういう投資信託も。

私も成績があったため、思うようにしてあげることができず、本当に申し訳なかったと思っています。

運用を提案された時に気を付けてほしいこと4つ

こういう方をこれ以上出さない為にも、退職金を受け取ったら次のことに気を付けてください。

  1. 運用は1度に大金を入れない。必ず時間分散を!
  2. 投資残高は経済状況によっては一時的に半分まで減ることもあります。半分になってもいいと思える額があなたの許容額です。
  3. 運用を勧められてもその場で決断しない。必ず誰かに相談を。
  4. 必ず何に投資しているのか自身で腹落ちしてから。人任せにしない。

老後の資金の大事な退職金。

大事に守っていきましょう。

まずは不安の内容を明らかにすることから。

ライフプランを作ってそれを数字で確認すると納得感がでます。

資産内容によっては運用は必要ないってこともありですよ。

ライフプランを作りましょうライフプランってどんなもの?ライフプラン作成の効果について書きました。...

おまけ

上記、3か月間の退職金定期の満期がきたら、どうすると思います?

定期預金の金利は6.0%→通常の0.002%の金利での継続になります。

すると、こう切り出すのです。

こちらの満期の定期のうち、もう半分運用に回しませんか?そうすると残りの額でもう一回特別金利の6%で定期預金が作成できますよ

実際このみずほの案内にも「退職金受け取りから1年間、何度でも利用可」と記載してあります。

これが銀行の戦略です。

思わず

一度はまったらでられない、アリ地獄のよう・・・

って上司に言ってしまい、当時怒られました(笑)

気付いた時には退職金全部が運用資産になっていた!

なんてことにならないよう、お気をつけくださいませ。

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