資産運用

減らしたくないお金の置き場所「個人向け国債」

こんにちは、たぱこです(^^♪

【追記】更なる修正の発表が!ますます個人向け国債の金利が上昇しそうです!

日銀YCC再修正 長期金利1%越え容認  

2023.10.31 日経新聞より

今年の2月に個人向け国債の金利が上がってきているので、お勧め!という記事を書きました。

その後、日銀は7月28日に開いた金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正を決めました。それまで長期金利の上限を0.5%として厳格に抑制していましたが、市場動向に応じて0.5%を一定程度超えることを容認することにしたのです。

   日銀、YCCを修正 長期金利0.5%越え容認

   日本経済新聞2023.7.28

日銀の発表を受けて市場で取引される日本国債10年の利回りは0.5%を超えて上昇。

10月現在では0.7%~0.8%まで上がっています。

そんな難しい話をされても、わかりませーん!

ですよね(笑)

この影響で個人が購入できる「個人向け国債」の利回りも押し上げられているんです。

要は、少しでも高い利息がもらえるお金の置き場所ができた、ということです!

個人向け国債について詳しく解説していきます。

個人向け国債とは

個人向け国債は、個人の方に購入しやすいよう工夫された国債です。主な特徴は、変動10年、固定5年、固定3年の3タイプから選べ、1万円から購入でき、一定期間が経過すれば請求に応じ国が買い取る中途換金制度があります。  

財務相ホームページより

財務省HPより引用

中途換金もできて、元本割れなし。日本がつぶれなければ大丈夫~

2023年10月募集の個人向け国債 変動10年の金利が0.51%に!

第163回債の「変動10年」の初回半年の金利が0.51%(税引き後は約0.406%)に決まりました!

指標になる10年国債の金利が上がったので、こちらも併せて上昇というわけです。

「固定5」「固定3」もありますが、1年経てば1万円単位で中途解約も可能なことから、たぱこのお勧めはやっぱり「変動10年」です。

メガバンクの定期預金の金利は2023.10現在0.002%。

100万円を1年間預けてももらえる利息はたったの20円。しかもこれは税込み(´;ω;`)ウッ…

だけど、0.51%の変動10年国債ならば、5,100円も利息が付きます!(税込み)

お金の置き場所を変えるだけで、家族で1回外食ができるくらいの利息を得ることができるのです。

財務省HPより

今まで、元本保証のお金の置き場は主にネット銀行などの「金利の高い定期預金」でしたが、ここへきて個人向け国債が急浮上!

魅力あるお金の置き場となりました。

ネット銀行はなんだか信用できない・・・という方も国債であれば発行主は日本国ですので安心して購入できますね。

購入は証券会社、銀行、ゆうちょなど、ほとんどの大手金融機関で購入することができるのも、ハードルが下がります。

購入できる金融機関はこちらから検索

ただし、「変動10」は実勢金利の動きに応じて半年毎に適用利率が変わり、そのときどきの受取利子の金額が増減するので注意。実勢金利が上がれば受取利子が増え、下がれば受け取り利子は減ります。

最低金利保証は0.05%(それでもメガバンクの定期預金金利より高いです)

各金融機関のキャンペーンも有効活用しましょう

個人向け国債って、販売しても金融機関は全然儲かりません(笑)

だけど、自分のところにお金を持ってきてもらえる大事な「おとり商品」

だからキャッシュバックなどのキャンペーンを積極的に行っています。

SBI証券

  • 個人向け国債 変動10年(第163回)
  • 個人向け国債 固定5年(第151回)
  • 個人向け国債 固定3年(第161回)

について下記のようなキャンペーンが行われています(2023.10.23現在)

詳細リンクはこちらから。

野村證券

こちらは2023.9.7~2023.10.31までの期間限定キャンペーンです。

詳細リンクはこちらから。

こういったキャンペーンは常態化していますので、慌てて決めなくても大丈夫です~。キャンペーンがある時に買おう、くらいの気持ちで。

国債の満期償還の時に、くれぐれも変な運用商品のセールスに引っかからないように!

まとめ

個人向け国債変動10年の魅力についてご紹介してきました。

2024年からの新しいNISAで非課税枠が広がり、投資に前のめりなSNSが目立ちますが、大切なのは自分の資産全体での「減らないお金と運用資産」の割合

もちろん長期目線での積立投資は継続ですが、こんな時こそ自分のリスク許容度の航路を守る時。

もしもの時のキャッシュはしっかり保有しつつ、金利の高いところに置いておきたいですね

減らしたくないお金の置き場所として検討してみてください!

ちなみに、個人向け国債は売り切れませんし、金利変更の可能性はあるものの、毎月販売してます。購入については焦る必要はありません。

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