こんにちは、たぱこです(^^♪
本日、さいたま市原山公民館でシニアの勉強会サークルの方に
「HAPPYな遺言を書こう」~希望を明確化していきましょう~
のセミナーをやらせていただきました。

昨年「老後の基礎知識」についてのセミナーをやらせていただき、その続編になります。

相続、贈与、認知症対策・・・いろいろ前回お話させていただきました。
たぶん、「なるほどーそうなのねー」と終わってしまっているでしょう。
でもね
聞くだけじゃダメなんです。今、やらないと!自分の意思をはっきりと書き出すことが大切です。
皆さんにはまず、公証役場のホームページにある動画を2本見ていただきました。
府中公証役場ホームページ
1本目は公証役場ってどんなところ?という動画。
公証人がどのような仕事をしていて、公正証書を作るメリットがわかります。
2本目は遺産をめぐるトラブルを避け、残された方に大切な思いを伝えるには、公正証書遺言が有効というもの。
特に、2本目はとてもいい動画です。ネタバレになりますのでここでは内容は書きませんが、是非、上記ホームページにアクセスしてみてください。
これを見たら、遺言、書きたくなりますよ(笑)
そうして下記項目について一緒に書き出していきました。
- 相続人
- 各相続人の相続割合
- 看病・介護・葬儀・埋葬についての希望
- 預貯金・不動産・株式・生命保険等の書き出し
- クレジットカード・パソコン等のログイン情報
看病、介護についての希望は遺言ではありませんが、むしろ、生きている時のことなので、より重要かもしれません。延命治療や、最後の過ごし方などの本人の希望がわかると、家族も迷った時に判断の材料とすることができますね。
預貯金の情報については特に重要です。通帳をまとめておくか、どこの銀行を使っているかをきちんと家族に伝えておかないと、相続の時に資産から漏れてしまいます。全額普通預金にある口座の場合は銀行からは何も連絡がこないからです。
生命保険や、証券口座の情報は一括して問い合わせができる機関があります。


全部資産を書き出したあと、最初に書き出した相続人と法定相続割合を考えてもらいました。
法定相続割合で、きれいに分けられる資産でしたでしょうか?
もし、分けられないなと考えたら、それは遺言でご自身の考えを残す、のもアリです。
そうして最後に大事なこと。それは残された家族に対する感謝の言葉です。
生きている時にはなかなか恥ずかしくて言葉にだせないものですが、それを言葉に書き出して残すって素敵なことです。感謝の言葉こそが、みんながハッピーになる遺言ではないでしょうか?
こういった形で、ご縁があり2回こちらの皆様には私の話を聞いていただきました。
少しでも皆様のお役に立ててるといいなと思います。
ご清聴いただき、ありがとうございました。