世界の株式時価総額定点観測（2024.3）～オルカン～

新NISAで「オルカン」に投資されていますか？

「オルカン」と言えば「eMAXIS Slim全世界株式（オール・カントリー）」のことですが他にも中身のまったく同じ投資信託があります。

• 野村－はじめてのＮＩＳＡ・全世界株式インデックス（オール・カントリー）
• 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド

これらはどれもMSCI ACWIという指数と同じ値動きをするように作られた投資信託になります。

結局、資産運用は世界の経済成長の恩恵を受けることなので、このような指数の投資信託を淡々と積み立て投資していくだけでよい、ということになります。

その指数の中身についてわかりやすく書かれた記事から少し内容を紹介させていただきます。

ファイナンシャルプランナーの横田健一さんのブログです。

日本金融教育推進協会の事務局でご一緒させていただいてます。

2024年3月時点での投資先の中身について書かれています。

オルカンについて皆さんにお知らせしたいポイント

世界の時価総額

前回の12月末時点と比べて世界株式の時価総額（米ドル建て）が7.3％増加（67.2兆ドル→72.2兆ドル）

米国の割合が増えている

2024.3時点で米国だけで62.6%。

日興アセットマネジメントの資料によれば、2019年2月と2024年2月ではこのように地域別構成比率が変化しています。

米国一強に世界が向かっていますが・・・この先どうなるかはわかりません。

銘柄数が2981→2841に減少

日本－７，先進国－8，新興国－６５

新興国の時価総額が上がっていないようですね。

組み入れ上位銘柄1位がAPPLEからMicrosoftに入れ替え

まとめ

「オルカン」に投資している皆さんのお金は、そこに組み込まれている企業に投資されています。

組み込まれてる企業が利益を出すことにより、株価が成長します。

そして、下記のグラフのように世界の株価はGDPの成長と共に中長期では大きく上昇しています。

オルカンを購入するというのは、この経済成長を自分の資産に生かすことができる、ということなんですね。

そして、その投資先はその企業の状況によって自動的に入れ替えられています。

成長しそうな銘柄を時価総額基準で入れ替えてくれる機能は、時代と共に変わる世の中の動きをとらえてくれます。私たちが上がりそうな銘柄を探す必要がないのです。

オルカンへの積立投資はマネーゲームではないです。

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