不動産

中古物件購入時 知っていてほしいこと5つ

こんにちは、たぱこです(^^♪

マイホーム購入を検討しているというご相談を受けました。

たぱこは信託銀行の前に不動産店で勤務していましたので、不動産のこともわかります。

中古物件でのマイホームを探すときに知っておけば役に立ちそうなことを整理してみました。

suumo, at home などのポータルサイトに出ている物件は売れ残り!?

まず、家が欲しいなーと思って検索する時に必ず見るのがポータルサイト。

ポータルサイト掲載までの流れはこんな感じ。

1.物件を売りたい人が不動産店に相談に来て媒介を依頼する。

2.不動産店は仲介の場合、買い手を自分で見つけられれば売り手と買い手両方の仲介手数料を得ることができる。そのため、まずはポータルサイトに載せずに自身のネットワークで買い手を探す。(ポータルサイトに載せるのは義務でない為。レインズ(不動産流通機構)への掲載は義務)

3.どうしても買い手を見つけることができなかった場合、エンドユーザーを探すためポータルサイトに掲載する

というわけです。

いい物件は市場に出る前に取引が決まってしまうものです。

同じ物件なのに複数の違う業者が掲載している

ポータルサイトには同じ物件が複数の業者からいくつも掲載されているものがあります。

これは一般媒介といって、一つの業者に任せず取り扱いたいという業者すべてに掲載を許可するもの。

売主が「一つに任せるのは心配だから」「たくさんの業者に任せた方が早く決まるかも」という意図で行うものです。

この場合、どこの業者にコンタクトを取ってもかかる仲介手数料は同じです。(特別な割引がない場合)

大きい業者であっても、小さい業者であっても仲介手数料の上限は法律で決まっていますのでどこでも購入しても同じ金額です。

物件の優先権は現金で払ってくれる人が一番

売りたい人は確実に買ってくれる人に売りたいものです。

それはやっぱり現金で買ってくれる人。

住宅ローンは買いたい物件が決まってから銀行に審査を出しますが、さんざん待たされて審査が通らなかったということもよくあります。

ですから、欲しい物件を手に入れるためには全額現金とまでいかなくても、頭金を準備してローンに通りやすい条件を整えておくことが大切です。購入希望条件があまりにも売主の条件から乖離してしまうと売主に拒否されてしまうこともあります。

良い物件を探すには

たぱこのお勧めは購入希望の地域の不動産屋さんを回り、「こんな家が欲しいんです」と伝えておくこと。

不動産屋さんからすると、実は家は売る方が簡単。今はネットに掲載すればあっという間に拡散できるので汗水たらして売り歩くことはしなくていいからです。

買う方は、欲しい物件をピックアップしていくつもいくつも内見します。気に入らなければその作業は延々と続きます。だけれど、仲介料は売る時と同じ。

1番目に書いた通り、売りたい人が不動産店に来た時に、「あ、この物件あの人が気に入りそうだな。」となったら真っ先に連絡をくれるかもしれません。それは不動産屋さんにとっても購入したいあなたにとってもWIN-WINだからです。

購入前に必ず住宅診断(ホームインスペクション)をしましょう

売買の契約書には最低限、買主に伝える義務のある事項が記載されますが、それだけでは不十分だと思います。

想定外の欠陥や劣化などは契約後にわかっても遅いからです。契約前に第三者機関にホームインスペクションをしてもらいましょう。家は高い買い物です。追加料金にはなりますが、これはためらわずにやってほしいところです。

また、役所の出している地域のハザードマップで地域の浸水の状況や、地盤のチェックも必ずしましょう。

おまけ

不動産の営業ってちょっと適当な人が多いかもしれません(笑)

金融とは違う、そういう世界なので仕方ないです。ですので、いい営業マンに出会えることが、いい物件に出会うことになると思います。あなたのために一生懸命にやってくれる人、探しましょう!

不動産の購入は縁だと思います。いくら待ってもなかなか出会えないかもしれないし、明日、希望の物件にであえるかもしれません。

焦らず、慌てず、その時に備えて日ごろから準備しておきたいですね。