相談事例

確定拠出年金(DC)の相談事例

たぱこ

こんにちは、たぱこです(^^♪

確定拠出年金(DC)に加入されてますか?

勤務先の会社で加入している確定拠出年金についての分析相談が何件かありました。

  • 2022年5月からはiDeCoの加入可能年齢が60歳→65歳未満に
  • 10月からは確定拠出年金(DC)について企業型確定拠出年金とiDeCoの併用が容易に

というような変更がされ、皆さんの興味度がアップしているようです。

会社に言われるがまま加入して、結局そのまま放置してました。今自分が拠出している投資信託はこれでいいのでしょうか?

運用の中身次第では増え方が全然違ってきます。立ち止まって見直していきましょう!

そんな方に今、考えてほしいことをお伝えします。

今、お金がどのように置かれているのか確認してください

金額

まずは金額を確認してください。

  • 現時点で残高がいくらあるのか?
  • 会社が毎月いくら拠出してくれているのか?
  • マッチング拠出の制度がある会社の場合、自分はいくら拠出しているのか?
たぱこ

長く勤めている方はかなり貯まっているはず。大事な退職金や年金の原資となるものですから、きちんと金額を把握しておきたいですね。

中身の確認

  • 全額元本保証の定期預金ですか?
  • 投資信託に投資していますか?
  • その投資信託の資産カテゴリーの割合は?

拠出している資金で投資信託を購入している場合、必ず中身の配分を確認してください

お話をお聞きすると、だいたいバランス型を購入されている方が多いようです。

株だけだとなんとなく怖いかなって。バランスっていうのが中間くらいなのかなーって感じでよくわからず選びました💦

バランスって一口にいっても

  • 資産別:株、債券、リート、その他
  • 国別:日本、先進国、新興国、米国、その他

これらの組み合わせで無限にいろいろなバランス型があります。

まずはご自身の保有されている投資信託の中身が何であるかを確認する必要があります。

それがわかれば、今までどのような運用効果があったのか、これからどうなっていきそうか、を考えることができます。

同じ会社の人の話を聞いたら、その人はスゴイ増えてるらしくて。私とどう違うのか気になりました。

同じ確定拠出年金なのに、他の人はどうやら自分より増えているらしい・・・そんな話を聞いたら心配になりますよね。

私の投資している投資信託は間違ってるのかしら???

今は会社の手を煩わせなくても、インターネットで簡単にログインして自分の確定拠出年金の中身を見ることができます。

投資信託の名前がわかりましたら、たぱこにお知らせください。

たぱこ

投資信託大好きFPの私が、すぐに分析させていただきます!

残りの勤務年数からどのくらいリスクが取れるのかを確認してください

定年まで、あと何年くらいありますか?

確定拠出年金はあくまで「年金」の原資なので、投資信託はいつか現金で受け取らなくてはなりません。

投資信託を購入している場合、その受け取る時期や方法によっては金額がものすごく増えていたり、減ってしまったりすることがあるかもしれません。

それは保有している投資信託に株や債券など価格の動くものが含まれているからです。

退職が視野に入ってくる50代になったら、少しずつ投資の割合を下げて、現金化するのもありだと思います。

納得でているプラスがでていたら、投資信託を売却して現金化→確定拠出内の定期預金にという手段もとることができますね。

若いうちは運用の力を借りて増やしていく。

退職が近くなったら、少しずつ現金化して減らないお金にしていく。

たぱこ

年齢とともに増やすことよりも減らさない運用にシフトしていく、という考え方です。

まとめ 今後の投資方針を決めましょう

確定拠出年金(DC)について確認してほしいことをあげてきました。

  • 金額
  • 中身
  • 退職までの年数

あ、インターネットで確認するためのIDとパスワードがわからない人は、まずはそこからですね!(笑)

「投資は怖い」という人でも、実は確定拠出年金では株式を含む投資信託を購入しているってこと、よくあります。

たぱこ

自分のお金ですから、お金の置かれている先をきちんと確認しましょう。

それができたら「次は今後の投資方針」を考えることができますね。

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