こんにちは、たぱこです(^^♪
友人からこんな話を聞きました。
先日、父が女性とぶつかり怪我をしてしまいました。事件というほどではないけど、明らかに相手の過失なのでに入院費などを請求したい。だけど相手は学生。親御さんが個人賠償責任保険に入っていればいいんだけど、なんだかうやむやになりそうで・・・
こういう事例に遭遇すると個人賠償責任保険の必要性を再認識しますね。
というわけで、今回は個人賠償責任保険について知っておいてほしいことや、お得な加入方法についてお伝えしていきます。
こういう時に使う、個人賠償責任保険
個人賠償責任保険とは、個人またはその家族が、日常生活で誤って他人にケガをさせてしまったり、他人のモノを壊してしまったりして、法律上の損害賠償責任を負った場合の損害を補償する保険
主にこんな事例の時に保険金を請求できます。
- お店で、代金を支払う前に商品を落とし、壊してしまった。
- 飼い犬を散歩中、飼い犬が他人をかんでケガをさせてしまった。
- 野球のバットを振っていたら、そばにいた人にケガをさせてしまった。
- 誤ってベランダから鉢植えを落とし、駐車中の他人の車にキズをつけてしまった。
- 自転車に乗っていて、歩行者をはねてしまった。
後述しますが、保険料はそれほど高額でないし、家族で1契約、加入していると万が一に備えられて安心ですね。
自転車保険
この事例にもありますが、個人賠償責任保険の大切さの話をするときに最近よくでるのが「自転車保険」
自転車でお年寄りにケガをさせてしまって高額な賠償金を請求されたという事例があり、自身でそれらの金額を捻出するのは困難なことから、自転車保険の加入が義務付けになっている自治体もあります。
自転車保険は自分自身のケガや入院の補償と、相手への個人賠償責任の補償とセットになっているものが多いです。
その他に示談交渉サービスなどがついているものもありますので、保険料と補償を比較しつつ加入するといいですね。
- 個人賠償の保障額
- 個人賠償の保障は自転車乗車時のみか、日常生活での賠償事故も保障されるか
- 自分のケガや死亡時の保障が必要かどうか
- 示談交渉サービスがついているかどうか
- 家族全員保障タイプがあるか
どうせ加入するなら1つの保険で家族全員、日常生活の賠償事故も保障されるものがコスパがいいですね
お勧めの加入方法
自転車保険で家族全員、日常生活での事故も保障されるものがあればそれに加入すればいいのですが、実は個人賠償責任保険は自動車保険や自宅の火災保険の特約でも付帯することができます。
クレジットカードにも自動付帯されていることがありますね。
新しい保険を探す前にまずはご自身が加入している保険に既に付帯されているかどうかを確認しましょう。
特約としてつけている方が保険料が安く済む場合もありますので、付帯できるのならばそちらの保険料を確認する方が先になります。
「私は家も賃貸だし、車も持っていないからー」というあなた!(笑)
、賃貸住宅に入居する時に加入する火災保険をチェックしてみてください!
部屋で火災を出してしまった時に入居者が大家さんに迷惑をかけないように加入を義務付けられるものですが、実はここに「借家人賠償保険」「個人賠償責任保険」がセットになっていることが多いです。
個人賠償責任保険がついていたら、その賠償額を確認してみましょう。
1億円とか3億円とかであれば、自転車保険は不要ということになります。
借家人賠償って何?なぜ家を借りる時に保険に入らないといけないのか?
重複して加入しても保障は2倍になりません
自転車保険に加入する前に既に他の保険で入っていないかを確認するのは、保険料の節約のためだけではありません。
個人賠償責任保険は生命保険と違って仮に2社かけていても2倍補償されません。
損害賠償額しか支払いませんし、複数社かけていた場合は保険会社同士で案分して支払う仕組みです。
保険金を請求する時に「他社でも同様の保険に加入されていますか?」と必ず聞かれるのは、そのためです。
だいぶ前ですが、子供の学校の部活で「自転車保険に加入してください」と説明があり、ほとんどの方が言われるがままに加入していました。私は自動車保険の特約に個人賠償責任保険を付帯しているとわかっていたので重複は無駄、と思い一人だけ加入しませんでした。ケガについては中学生は医療費は無料でしたしね。皆さん自分の入っている保険の内容わかっていないんだなーと実感した出来事です。
まとめ
加入していると安心の「個人賠償責任保険」について解説しました。
ちなみに個人賠償責任保険だけを単体で契約できる商品はあまりありません。
だいたいが、特約という形になります。
火災保険、自動車保険、傷害保険などの特約としてつけるのが一般的です。
自転車保険は特約というよりは既にセットになっているという感じですが。
保険料は生命保険などに比べると1カ月数百円と安いので1つ加入しておくと安心かなと思います。
だけど、いくつも入るのは無駄!(笑)
- 今、加入している保険の特約に付帯されていないか調べる
- 新たに加入するならば家族全員が保証対象で、日常生活の事故もカバーされているコスパのいいものを選ぶ
個人賠償責任保険に入っていることで、私自身も子供が近所のマンションのガラスにヒビを入れてしまった時に、子供を怒鳴ることなく対処できた、という経験があります。これをきっかけに皆さんの保険の内容をチェックしてみてくださいね。
- サイクル安心保険プランD(家族全員対象、日常生活の賠償事故も対象、個人賠償保険金額3億円、示談交渉つき、年間保険料2,030円)
- 価格.com ネットでeジョー「eサイクル保険」(本人型でも家族全員対象、日常生活の賠償事故も対象、個人賠償保険金額無制限、示談交渉つき、年間保険料本人型Cプラン2,940円)
どちらも2023.5現在 詳細はリンクでご確認ください。
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