こんにちは、たぱこです(^^♪
これから電気料金の値上げが心配です。契約している新電力の会社から「燃料費調整単価?」についてのお知らせがきてますが、よくわかりません。どうしたらいいのでしょう?
燃料費調整単価???
市場価格調整単価??
なんですか、それ!?って感じですよね。
この機会に電力会社に電話して調べてみましたので、こちらでシェアしたいと思います。
燃料高&円安!
ロシアによるウクライナ侵攻等の影響および為替市場における円安の進行を受け、現在、燃料価格が高騰。
このため、電力仕入れ元のJEPX(日本国内で消費される電力の卸取引市場)の電力取引価格が高騰しており、この電力仕入れ価格の傾向は今後も続くと見込まれています。
徐々に電気代が上がってきていますが、私たちの払う電気代に値上げが反映されるにはタイムラグがあります。
本格的な電気代値上げはこれからなのです。
たぱこ家は現在「楽天でんき」
たぱこ家は楽天経済圏を活用していますので、貯めたポイントで電気代を払うことができる「楽天でんき」を契約しています。
ですが、最近よく値上げのお知らせがきています。
気になってはいたんですけどね。なんとなく面倒くさくて放置していました💦
大元の燃料代が上がっているのだから、どこでも値上げは一緒じゃないかなあと。
だけど、ご相談があったのでこれを機に調べてみました。
各電力会社対応比較
たぱこは埼玉県在住なので東京電力管内での調査になります。
楽天でんき
楽天エナジー株式会社(以下「楽天エナジー」)は「楽天でんき」の燃料費調整単価を、燃料価格に連動した単価から、日本卸電力取引所(以下「JEPX」)の電力取引価格に連動した市場価格調整単価に、2022年11月1日(火)より変更いたします。
本改定により、電力取引価格が高い時期にはご請求金額が高くなる一方、電力取引価格の安い時期にはご請求金額が安くなります。
つまり、燃料価格が上がれば電力料金があがります、ということ
東京ガス
東京ガスの電気プランには「燃料価格調整制度」が適用されています。
燃料の高騰はこちらの金額を上げることにより調整されます。
そして東京ガスのプランは現在、この燃料価格調整制度に上限がありません。
つまり、こちらも燃料価格が上がれば上限なく電力料金が上がるということ
こちらの図がわかりやすいです。
東京電力
東京ガスのこの図で「ん?」と思いました。
大手電力会社には「燃料調整に規制料金で上限がある」
東京電力のプランは3つ。
スタンダードプランS
こちらは「生活かけつけサービス」(電気、水回り、鍵などの対応サービス)がつくプラン。電気料金自体はあまり変わらないので、通常はこちらの方がお得です。
ですが、燃料調整費の上限なしプランですので、上記2社と同じで燃料が高騰すると電気代も上がります。
従量電灯Bプラン
幅広いご家庭におススメの従来からある料金プラン。
これが、ようやく見つけた「燃料調整費上限あり」のプラン。
①が2022年11月に適用される従量電灯Bプランでの燃料調整単価、5.13円/kwh。
②がスマートライフプランでの燃料調整単価、9.72円/kwh。
どうやら、このプランであれば電気料金が抑えられそうです。
アクアエナジー100
超、ダークホース的な存在のプランも見つけたのでご紹介。
こちらは水力100%(CO2フリー)とみなされるエコな電気料金プラン。
水力発電所での発電量が、家庭で使う電気の量を常時上回ることをもって、水力100%の電気とみなすとのこと。
今までは通常プランより割高で、エコに関心がある人しか申し込みがなかったけど、燃料高騰の影響を受けて、料金が逆転してるらしいです。
東京電力アクアエナジー100
まとめ
- 燃料高騰に対応するには東京電力の従量電灯Bプラン
- そもそもだけど、電気が足りなくなる事態もありうると考えると大手電力にしておいた方が無難!?
ようやく楽天でんきから、何度も「確認してください」というメールがきてた理由がわかりました。現在は東京電力の従量電灯Bプランは燃料調整費上限があるようだけど、結局大元が上がっているのだから、それを価格に転嫁できないと東京電力の収支が悪化するわけで・・・。そんなことが長続きするとも思えずです。
今後、燃料価格の高騰と円安が少しでも落ち着くことを祈るばかりです。
注)今回の調査では乗り換えた時の割引やセット割などは考慮していませんのでご了承ください