こんにちは、たぱこです(^^♪
人生を豊かにするために必要な「お金にまつわる5つの力」ってご存じですか?
私の大・大尊敬している両学長の本からご紹介します!
お金にまつわる5つの力
- 貯める力・・・支出を減らす
- 稼ぐ力・・・収入を増やす
- 増やす力・・・資産を増やす
- 守る力・・・資産を減らさない
- 使う力・・・人生を豊かにすることにお金を使う
この5つの力をバランスよく育てていくと家計が健全に回り、豊かに暮らすことができます。
今日はその中でも「守る力」についてお伝えしたいと思います。
お金の話というとまずは「貯める」「稼ぐ」「増やす」というところに行きがちです。
ですが、そうして増やすことができた「お金を守る力」も忘れずにつけていかなくてはなりません。
あなたのお金を狙う人々
事例1 携帯販売会社
2021年8月26日の日経新聞に携帯電話販売会社の「無理販売」横行についての記事が掲載されていました。
そこで販売店の元経営者の声として
販売実績の評価が下がると赤字になるからお客様が要らないものを売りました
というインタビューが掲載されています。
事例2 銀行の窓口
私はFPになる前、銀行のリテール営業で投資信託を販売する仕事をしていました。
資産運用アドバイザーという肩書でしたが、実際はアドバイスどころか上司から毎日数字をあげることを目標として課されました。
定期預金の満期のお客様のところへ行っては、あれこれ戦略を練って投資信託や保険を買っていただけるよう営業していました。
この二つの例は同じような事例だと私は思います。
新聞では携帯大手3社の販売体制を問題視していました。
ですが総務省から通信料の引き下げを強要された結果、販売も力を入れなくてはならない状況なのではないのでしょうか?
銀行はどうでしょう?
長期にわたる低金利時代、金利の利ザヤでは利益が出せず、運用商品の販売への依存度がどんどん高くなっています。
企業活動はボランティアではありません。
利益を上げていくためには販売量があがるようにあれこれ戦略を練るのは当たり前のことだと思います。
だからこそ問われるお金を守る力
こういった企業戦略を否定しても仕方ありません。
大事な自分の資産を失わない為にも「お金を守る力」が必要なのです!
日本ではお金の勉強は学校ではあまり教えてくれません。
自分で積極的に学習することでしかこの力はつきません。
例えば携帯電話店で不要なアクセサリーを買わされないように、自分が必要のないオプションを
きちんと断ることができるように、事前に調べていくことです。
話がよくわからず、判断がつかなかったらその場で契約せず、一度持ち帰りましょう。
金融機関で投資信託や保険を提案されたら、それがどういうものなのか納得できるまで説明を聞いてください。
納得できなかったらこれもやはり一度持ち帰って誰かに相談してみてください。
あとで損失がでてしまっても
投資は自己責任です。
現在のメガバンクの定期預金の金利は0.002%。(2021年10月現在)
1,000万円を預けていても1年間で200円しか利息がつきません。
税金を引いたら、たった160円です。
守る力を鍛えて、変なものを買わされないする方がはるかにお金を増やすには早そう!
世の中にはこれ以外にも詐欺や誘惑の案件がたくさんあります。
そういったものに惑わされて大事な資産を「浪費」または失わないよう、しっかりと「守る力」も鍛えていきましょう。